人生で最も重要な時期の一つとなる半年間

【人生における就活の位置づけ】
大学もしくは大学院卒業する新卒生は22年~24年間の人生を送ってきて就活に臨む人にとり、次の40年間のサラリーマン人生のスタート台を決める大切な活動ですね。小学校、中学、高校、大学と学業やスポーツや文化活動等様々な取り組みをしてきてその集大成ともいえる活動になるのだと思います。やる気になって準備している人、適当にやればどこか決まるだろうと思っている人、あまり気乗りしない人、逃げたくなっている人、様々な状態の人がいることと思います。今のその人の状態によって5月上旬以降の状態に差がでてくると思います。

【この6か月前後が人生で一番重要な意味を持つかも】
この後の6か月前後の取り組み方次第で卒業した後の40年間が決まってくる・・・とまで言い切れないとは思いますが、卒業後に勤める会社がその後の人生をかなり大きく左右するというのは事実だと思います。中学入学、高校入学、大学入学等それぞれの節目で猛勉強したり、中には大学に入学するのに浪人したりした人もいるのかもしれません。その苦労と比べると就活は半年以下の短期決戦になります。勉強のようにはっきりとした正解が無いという意味では難しいものかもしれませんが、エネルギー量という意味では入試のほうが大変だったのではないでしょうか(個人差あるとは思うので一概には言えませんが・・・)。日本の入試は結構大変なのでそこまでして入学したのだから、学生期間最後の就活も集中して取り組むと良い結果が出ると思います。逆にせっかく苦労して大学まで卒業しても最後の重要な締めくくりの就活に真面目に取り組まなければそれまでの努力がもったいないのではないでしょうか?大学卒業にかかる4年間の費用は学費だけで200万~500万円(文系)、仕送り等入れると4年間で1000万円前後はかかる計算になります。自分で負担する人もいるでしょうが、親が負担している人もいると思います。これだけの大きな費用や努力の積み重ねがあるのだからこれから取り組まなくてははならないこの6か月前後の短期決戦は大切に取り組み是非とも良い結果を出せるといいですね。

【まずは50%超までいくだろう第一群に入ることを目指して】
23卒の場合、6月12日時点の段階で就活未来研究所では76.5%、の人が内定を貰っていたというデータがあります。すなわち就活に取り組む人の約75%前後の人がこの第一群に入ってくると思います。多分今から目標を立て戦略を考えて真剣に取り組む人はこの第一群の75%前後の内定保持者グループに入るのだろうと思います。14卒は就職環境もかなり改善すると想定するとして半分80%以上が第一群にはいるのではないでしょうか?これを今読んでいる全員が夏休みに内定を貰っているといいですね。そういう状態で有意義な夏休みを過ごせることを祈っております。

【卒業まで】
しかしたとえ仮に6月までに内定が貰えなくても就活環境は改善しているので卒業までに内定を貰うことはほとんどの人が可能な状況になってきています。なので長期戦になり少し辛いですが(過去の10年~13年卒の人達と比較すると恵まれた状況だと思い正直うらやましいですね)継続すれば良い成果となると思います。まずは正社員になり社会に出れば世界トップレベルの日本のビジネスの世界に入り、福利厚生・社会保障もしっかりしているので最初恵まれない結果でも長期的には必ず報われるものだと信じて頑張りましょう。


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