アステラス製薬幹部拘束(企業と従業員の不安)

中国でアステラス幹部社員がスパイ法違反で拘束されました。日本の企業の大半は中国に駐在員を置いています。拘束の理由は明らかにされておらず、対策のとり様がありません。中国の漢方薬等の製薬を研究していたことが理由なのか?それとも何気なく撮影した写真が国家の機密情報を含んでいたからか?それともSNSの書き込みが抵触したのか?

外務省は世界各国各都市の危険度をHP上に掲示して注意喚起しています。レベル1~4の危険度分類をしてレベル3と4は渡航できず、すなわち各企業も駐在を置かないという明確な措置をとっています。レベル2の駐在員は駐在危険手当やハードシップ手当等で年収は50%アップ~100%アップとなる場合もあります。中国の場合はプラス15%前後が一般的ではないかと思います。

今回の事件で中国駐在のリスク度は高くなりました。しかし日本の企業各社の人事部の危険リスク管理の対応は追いついていない状況だと思います。まずは外務省が明確なリスク管理分類をすべきだと思います。そうしないと企業の対応は変わらないでしょう。
あなた、もしくはあなたの家族親類が中国赴任となったらどうしますか?とても不安ですよね?

海外安全ホームページ: 海外安全情報 地図からの選択 (mofa.go.jp)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

次の記事

親子の関係