25卒はそろそろ自己分析から入りましょうか

3月春ですね。間もなく桜が咲き日本で一番美しい季節ですね。25卒の大学3年生や大学院1年生、それから24卒の人で少しうまく行ってないなという人は改めて春休みの時間を使って「自己分析」をやってみたらいかがでしょうか?

【自己分析の狙い】
どうして自己分析をするのか?人によっては「自己分析」は不要という人がいます。実際に自己分析をしっかりとやらずに内定を貰う学生もいます。そういう人は頭の中で整理できているのかもしれません。しかしやっていないと実際のES作りや面接で失敗をする可能性が高いと思います。自己分析をやる狙いは下記の通りです。
①<自分がどういう人間なのかを正しく自己認識する>
②<自分がどういう人間かを簡潔明瞭に相手に伝えられる様 整理する>
③<学生時代に一番力を入れて取り組んだことは何だったかを確認する>
④<特に挫折した経験、苦しかった経験、人生最大の危機を見つけだす>
⑤<その経験からどう成長したかを整理して相手に伝えられる様にする>
⑥<自己PRする内容を決める>
⑦<ESで書く内容を決める>
⑧<面接で聞かれるあなたに関する質問に速やかに正しく答えられる準備をする>

【方法】
①過去の自分の歴史を書き出す。
大学、高校、中学、小学校、の16年間で何をやってきたのかを紙に書きだしてみましょう。紙を準備して(例えば大きなカレンダーの紙裏)そこに下記内容を書き込んでいけばいいと思います。
②取り組んだこと
何に取り組んできたのか。部活、趣味、音楽、アルバイト、学業、研究、地域活動、ボランティア、海外生活、友人との関係、家族との関係等。
③成長して自分が修得したもの
大切なことはその取り組みから何を得たかです。ある部活で全国大会で入賞した。という実績は輝かしいものです。しかし、その実績だけではなく、その活動でどんな苦労をして、どう乗り越えて、何を学んで成長したのか。そこを書きだすことが重要です。逆に輝かしい実績は無くとも成長して何かを身に着けたということがあればそれを自分のPRポイントとして相手へ伝えれば良いと思います。例えば県大会で1勝することを目標に皆で活動しそれを成し遂げた事。それを達成するためにどんな活動をして自分はどんな役割を演じたのか?そういった整理をそろそろ始めていくことです。小中から大学まで継続してやってきた活動があれば、「あきらめず続け達成する力」をアピールできると思います。但しその具体的な活動、エピソードを思いだし、語れる様になることが重要です。
【企業が求める人とのギャップの認識とそれを埋める方法】
自己分析が大方できて整理できたら、最後は(志望企業が決まってからで良いですが)その企業の求める人材・能力をHP等で調べて、自分に足りない部分を明確化し、その部分はどう補うかまで考えておくと良いでしょう。

【ES具体例】
エントリーシートでの具体例を下記します(少し古い実績ですがあまり大きくは変わらない前提で参考迄)。どこの企業も同じです。自己分析をしておけば字数こそ150字、200字、300字、500字と違いますが、書く内容は同じなのです。そしてESで書いた内容は面接に呼ばれたときに深堀されるわけです。一番自己分析を深く求められ聞かれるのは東京海上だと思います。長所と短所をそれぞれ5つづつ言えと面接で聞かれた人がいました。
①凸版印刷:
1、学生時代に特に力を入れたことは何ですか?2点あげてください(300字)。
2、あなたの長所と短所は何ですか(50字)
3、あなたの原点を教えてください(50字)
②東京海上
1、大学時代に力を入れて取り組んだこと3つ(150字以内)
2、上記3つのうち一番力を入れて取り組んだことは?
3、上記2で選択した取組に関して「活動期間」「役割」「人数」等具体的なイメージができる様に内容を教えてください(250字以内)
4、その取組みの中で感じた課題、問題、および感じたきっかけ、背景について教えてください。またどの様に行動をとったかも教えてください(500字以内)
③JFEスチール:
1、自己寸評及びPRを入力してください(200字以内)
2、学生生活の中で一番力を入れて取り組んだことについて入力してください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

就職浪人