間違いなく志望先選んでいきましょう!
【過去の就職実績を確認する】
3月中盤ですね。今はさまざまな企業の会社説明会に参加したり、先輩社員と会ったりしながら志望企業を少しづつ固めていく時期でしょうか。もちろん固い意志で志望業界・企業を既に決めている人もいるかもしれません。その中で効率的に失敗しない志望先選択も重要だと思います。まずは自分の大学の過去の就職先実績を調べて、自分の先輩が進んでいる企業はどこかを確認してみるとよいと思います。過去に自分の先輩が就職していない企業から採用してもおらうことは不可能とは言いませんが、確率論的には高くはないと想定されるからです。
多くの一部上場企業はリクルーター制度を採用しています。そういう企業はリクルーターを通じて採用する大学を 全体採用数の90~95%等とあらかじめ決めて残り5%~10%のみを一般採用にしています。そういった状況では指定されていない大学からその企業に就職することはかなり難しいと思われます。
そういった理由からまずは自分の大学の過去の就職実績を確認しその企業も志望企業の一角に加えておくことをおすすめします。その上でそれ以外の企業も志望先に入れることは当然問題ないと思います。要は無謀な志望先選定に偏らないように注意することが大切です。
【少数採用の企業のみの志望先はリスクあり】
そういう意味からすると、就職四季報等で採用数を確認することも重要です。学生は名前・ブランドの認知度の高い企業に集中する傾向があります。特に食品・菓子メーカーや衣料メーカー等は採用数が限定的なのに毎年多くの学生がエントリーシートを送ります。5~10人採用のところへ1万人以上が集まると、0.01%以下の確率となりとてつもなく難しいターゲットにトライするということになります。かつてお菓子メーカーのみを志望して、気がついたら内々定が一つも無いというとても優秀な人がいましたが、そうならない様な志望先選択をおすすめします。銀行や証券、保険、メーカー、小売り業等採用数が1000人レベルの企業もたくさんあります。そういった企業も志望先に入れておくことで失敗のない就活になると思います。頑張ってください。