エントリーシートに関して

エントリーシートをいかにレベルアップするかについてまとめさせていただきます。

【大丈夫みんな普通の人】
エントリーシートを出し始めて、強力なスペックでない限り最初は皆傷ついたり悩んだりすると思います。それはなぜか?そう「お祈り」が来るからですね。皆さんの元にもお祈りが届いていますか?メールだったり、エントリーページ上だったり、さまざまですが、「貴殿の今後のご活躍を祈念いたします」と祈ってくれるあれです。
あれは結構傷つきますよね。どんなに精神力が強くても、自分の能力を否定されるようで辛いです。でもそんなこと気にしていても何も前進しないので、「気持ちを切り替える」ようにする事が大切です。というかだんだん慣れて気にならなくなってくると思いますが、、、。

ではどうしたら通過率の高いESが書けるか?強力なスペックと言いましたが、それは一部の人のことです。それは体育会主将でTOIEC950点以上とか、弁論大会全国入賞したとか。そういうスペックを持っている人ですね。でも就活生の90%以上はそんな輝かしい実績なんてもっていないので安心してください。そう、比較されるのはそういう平均的大学生同士なんですね。それでも就活生の3人に1人(33%)は大手有力企業から内定をもらうし、ほぼ95%以上が内定貰って就職できる時代になっています(4/9に日銀新総裁が金融引き締めして金利上昇景気くずれたらわかりませんが...)。難関と言われる大手有力企業が33%だとすると、強力スペックの5~10%以外の30%前後が平均的な学生から選ばれるという計算になります。

だから、平均的なスペックの学生の中で上位3割のところまでは内定がもらえる。自分は何の取り柄もない。バイトしてゼミに出て、サークルで楽しくやってという学生でも通過するESが書けるということです。まずは自信を持ってください。

ESを出し始めて、なかなか通過しない場合悩みますよね。これはいろいろな理由があると思います。志望倍率の高い業界、企業の場合、通過は簡単ではありません。例えば募集人員が5人とか10人でかつ、世間で知名度が高い企業。例えば食品とか、アパレルとか化粧品とかそういった企業はなかなか通過しずらいと思います。それから、リクルーター制度で一部の大学の中から90%の枠を設定して、一般募集は全体の10%くらいにしている企業。ここに指定外の大学からESを出してもなかなか通過しないと思います。もしくはWEBテストやテストセンター等筆記を重視していてそこで合格点がとれない場合も面接に進めません。以上はESの内容以外の点で通過できないケースです。

次にES自体が評価されずに 面接に呼ばれないケース。この場合はESの中身を一度、見直してみる必要がああります。今の段階で気がついたとしたらよかったくらいに思った方がいいかもしれません。

【己を知り敵を知れば百戦危うからず】
いろんなケースがあると思いますが良いESを書く土台となることに「本当の自分を発見し相手に伝えること」があると思います。ES上で「自己PRをする」ためには、まずは「本当の自分を知る」そして「その本当の自分を相手にわかってもらうこと」。そしてその為に、まずやるべきことは自分の人生を振り返ること。小学生、中学生、高校生、大学生この16年に何があったか。まずは紙に書きだしてみるといいと思います。いろんな事件があったはず。誰でも何かに向き合い、挫折したり、乗り越えたり、それは部活だったり、ボランティアだったり、バイトだったり、日本国内、海外への旅行だったり留学だったり。人それぞれ違う16年間の人生があるはず。そしてその16年間の経験を通じて今のあなたが形成されているはず。就活生が50万人いたら50万通りの人間ができあがっているはず。そして誰もがそれぞれ、強み、弱みがあり、アピールポイント、なおしたいところがあるはず。ほとんどの人は自分にそしてこれまでの自分の経験に向き合うということがあまりないので一体自分は誰なのかわかりにくいと思うんですね。自分でもよくわからないのに初めて会う、もしくは初めて自分の事を説明する紙きれで、理解してもらい評価してもらうことは不可能だと思いませんか?まずは正確に自分がどんな人間なのか掴むところから始めるといいと思います。
そして、そんな自分の16年の振り返りの中から「自分の良い点」、「強味」が何か発見できたら、それをアピールすることができると思います。それは「どんな経験を通じて身についてきたのか!」「何か辛い、苦しい、涙が出る様な経験、エピソード」がありませんでしたか?そんなことがあれば必ず何か「変化」が生まれ「成長」に繋がっているはずですよね。それがあなたの「強み」であり、アピールポイントとしてESに書けるものだと思います。

そして、その「強み」はあなたの志望する業界や企業でどう生かせると思うか。だから御社を志望するという「志望動機」にもつなげられます。誰にでも「強み」はあると思います。それがどんな「経験」からもたらされたものか。これをしっかりと理解し掴むことが大切です。部活で全国大会に出たとかいう輝かしい、そういう経験でなくてもいいと思います。それは県予選で初の1回戦突破を成し遂げたでもいいと思うんです。それを成し遂げるために、どんな事に取り組んだのか。どんな辛いことがあったのか。そしてその経験を通じて何をつかんだのか。逆に何か全国大会優勝等の輝かしい経験があったとしてもその事実だけしか書いてなければ、どんな能力があるかわからないので通過しない可能性もあります。また面接に呼ばれたとしても、面接の際にどんな能力や強みをどんな経験で修得したか言えなければ落とされてしまうこともあると思います。それくらい「どんな経験や挫折から何を学んで、その点が志望先でどう生かせるか」という点が重要だと思います。
そしてあなたのそのESは全ての企業から評価されない場合でも、ありのままの自分をアピールしていればどこか相性の会う企業(運命の相手)から声がかかると思います。あきらめすに続けましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です