最初は肝心(就活方針)

【プレエントリー数141社】
各企業が採用の新卒ページを立ち上げるとプレエントリーが可能になります。ここでは過去の就活指導したある人の実際の事例を振り返るべく、エントリー企業リストを再確認しました。数えてみると合計141社にエントリー。この数は平均数と比較するととても多いと思います。この中から実際にエントリーシートを提出しているのは35社なので106社はプレエントリーしただけでした。

【志望3業界15社】
当時本人が漠然とながら志望していた企業は商社、損保、メーカーの3つの業界でした。この3業界15社のみにエントリーする方法もあると思います。そしてその15社だけに集中して就活をする方法もあるでしょう。そうすることで一つ一つ深く企業研究をして内定を貰うこともできたかもしれません。確かにその中の2社は最終面接まで進みました。しかし実際内定をもらった企業はこの中には入っていない全く別の業界でした。

<第一志望業界>商社:住友商事、三菱商事、三井物産、伊藤忠、丸紅、豊田通商、阪和興業、岡谷鋼機
<第二志望>損害保険:東京海上、損保ジャパン、三井住友海上、
<第三志望>メーカー:トヨタ自動車、JT、アイシン精機、デンソー、

【プレエントリー追加企業】
まずは、リクルーター制度のある企業30社を追加しました。大学のキャリアセンターにある「内定者報告書」を徹底的に調べ通う大学でリクルーターが着く30社をリストアップしたことが大きな意味を持ったと思います。実際内定をもらった企業はこの中の一つでした。最終的には上記志望企業15社のうち2社から最終面接に呼ばれました。しかし、本人はその最終面接を辞退しました。とりあえず元々の志望業界だから最終面接受けたらどうですかと聞きましたが、本人の意志が固く面接辞退したのです。就活6か月の間に元々志望していない業界のその企業が一番入社したい企業に変化していったのです。大学生は社会や企業のことは全くわかりません。漠然としたイメージしか持てないという方が正しいと思います。だから半年間で入りたい企業が簡単に変わってしまうのです。そういったことを想定してプレエントリーは志望業界を核にしながら追加していくと良いと思います。それから、通う大学を優遇している企業、面接や内定が早い企業も追加プレエントリーしていました。前者の追加は役立ったかどうか?結果的には役立ってないですね。後者は面接の練習にはなったかもしれません。

【まとめ】
伝えたかったことは、まずは核となる志望業界と志望企業を決めること。そして、それだけでなく、可能性を広げるための企業を追加することが大切ということです。本人はどの企業に向いているかわからないことが多いと思います。今この段階で内定を貰った業界と本人を比べてみると結果的かもしれませんがよく合っているなと不思議に思います。マッチングしていない志望先にこだわり過ぎて失敗しないように多くの学生がマッチングした企業と出会えるといいなと思っております。

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