企業研究

【企業研究】
どうしてもその企業に入社したいのなら、その企業を徹底的に研究すべきだと思います。その企業研究の中でも外せないものがあります。それはその企業の財務状況です。何を扱っていて、どこでどんなビジネスをしているのか、企業風土や求める人材。そういった情報は基本情報として重要ですが、企業情報の核心は「財務情報」でそこをおさえていると一歩抜け出せます。なぜならば企業はその活動でお金を儲けて、再投資し、ステークホルダーや社会、社員に還元、貢献していくことが目的だからです。なので企業成績を最も客観的に表している数字が「財務情報」でトップから社員まで全員が常に気にしている数字なのです。なのでこのデータを徹底的に調べて、その数字の変化動向を数年に亘って知っていて、何故そういう変化をしているかまで興味を持ち、更にその理由まで知っている学生は社員から見て「一目置く存在」になれるのです。逆に若いリクルーターだと自社の「財務状況」のことを知らない場合があり難しい質問をしてしまうと「恥をかかせる」ことがあるので気をつけてください。ある企業の2年目のリクルーターに同社に関する難しい財務に関する質問をして「調べておきます」という回答がその場であったものの2度と呼ばれなかったという失敗がありました(笑)。

【投資家の皆様へIR情報】
「財務情報」というと難しいイメージがあるかもしれません。経済学部や経営、商学部の学生には当たり前の情報だと思いますが、文学部や外国語関係や理系の学生は学んだことがないかもしれません。どこにその情報があるかというと企業ホームページの「投資家の皆様へ」「IR情報」「財務短信」等のページです。企業はこういった情報を社会に対して明らかにする義務があるのです。株式上場している企業ならHPから情報を簡単にダウンロードして印刷できるでしょう。数字の中身が理解できるできないに関わらず、惚れた企業であればまずは印刷して手元に置きましょう。数字の読み込み方は詳しい人に教えてもらいましょう。でも基本項目として、PL(損益計算書)の売上げ、営業利益、経常利益レベルはおさえておくと良いですね。

【OBリク面の質問項目として】
自分の志望企業の財務データを印刷することがまずは重要と書きました。それを勉強してわからないことはOBOG面談やリクルーター面談で質問するといいですね。しかしその時は若いリクルーターだと答えられないかもしれないので相手に恥をかかせないように気をつけてください。主任級以上だとたいていは答えられると思います。

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